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24歳日本人SBに迫る“タイムリミット” 7500万円完全移籍に「確証ない」…海外見た去就動向
完全移籍には課題も「継続性を欠いている」
クロアチア1部ディナモ・ザグレブのDF荻原拓也の去就がにわかに騒がしくなってきている。浦和レッズからの期限付き移籍中の萩原だが、契約期間は来年1月20日まで。クロアチアメディア「SuperSport HNL」では、完全移籍で買い取る場合には移籍金45万ユーロ(約7500万円)が必要だとして、クラブの判断がどうなるかを考察している。
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荻原は浦和の下部組織から2018年にトップ昇格し、アルビレックス新潟や京都サンガF.C.への期限付き移籍を経験して、昨季は浦和で公式戦41試合に出場した。年末のクラブワールドカップにも出場し、今年1月12日から来年1月20日まで約1年間の期限付き移籍でディナモ・ザグレブに加入していた。
現地時間11月5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ、スロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)戦にはスタメン出場し、後半30分までプレーして4-1の勝利に貢献。CLでは、これまでゴールを決めたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)戦を含めて3試合に出場しているものの、記事では完全移籍のためには課題もあると指摘されている。
同メディアは「慢性的な問題を抱えている左サイドバックの解決策になるだけの潜在能力があるとして加入した。数試合の素晴らしいプレーは見せたが、継続性を欠いている。この点について、ネナド・ビエリツァ監督も彼が長期的なオプションになるかどうかの確証はないだろう」と指摘。「左サイドバックを争うマウロ・ペトコヴィッチが今季は負傷離脱しているため、彼が戻ってこないと我々にもビエリツァが誰を解決策と考えているか分からない」と、チーム事情的にも状況は不透明だとしている。
記事では「契約書にはディナモは彼を45万ユーロで買い取ることができると記載されている。荻原と(もう1人期限付きで獲得している)マルコ・ログについて、ディナモはチームにとどめるかどうかの決断を素早くしなければならない」とする一方で「両者ともチームに残る選択肢はあるが、金銭的な条件が我々にとって受け入れられるものになることが必要だ」というクラブ会長のコメントも紹介。荻原を巡るクラブの判断か注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)