名将ファーガソン「最後の息子」として香川が登場 英メディアが活躍を再評価「高級なフィニッシュ能力」

英メディアに今季の香川は物足りなく映る

「しかしながら、モイーズ政権では2013-14年シーズンに30試合出場したにも関わらず、1ゴールを決められなかった。プレーメーカーはそれに伴いユルゲン・クロップのドルトムントに復帰した。彼は復帰戦で1得点1アシストの活躍を見せ、そこから99試合で23ゴールを記録している」

 デイビッド・モイーズ元監督のクロスとロングボールを多用する前時代的な戦術にマッチせず、香川はドルトムントに復帰した。昨季はピエール=エメリク・オーバメヤン、ヘンリク・ムヒタリアン、マルコ・ロイスと超強力攻撃ユニットを組み、「ファンタスティック4」と呼ばれた香川だが、今季は故障などで苦しいシーズンを過ごしている。

 「今季、28歳(の香川)はブンデスリーガでわずか14試合(うち先発6試合)しか出場していない。ほとんどがウスマン・デンベレとクリスティアン・プリシッチという若手の台頭によるものだ」と指摘されている。公式戦3試合連続先発出場で本来のターンの鋭さなどを取り戻したが、英メディアには今季の香川の働きは物足りなく映っているようだ。

 偉大なるサーの「最後の息子」となった香川は、ユナイテッドを離れてもキャリアの軌跡に注目が集まり続けるのかもしれない。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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