シャキリがリバプールの移籍を拒んだ理由とは?

「僕の直感は、インテルと答えていた」

 バイエルン・ミュンヘンからインテルに移籍したスイス代表MFジェルダン・シャキリが移籍先にリバプールではなく、インテルを選んだ理由を明かしている。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 先週インテルと6か月間のレンタル契約を結んだシャキリは、リバプール行きの可能性も取り沙汰されていた。ブレンダン・ロジャース監督はスイス人アタッカーの獲得を熱望しており、1200万ポンド(約22億円)を準備していたという。それでもインテルを選んだ理由を、シャキリはインタビューでこう語っている。

「多くのオプションがあったよ。どれも素晴らしいオファーだった。アイデアを聞くため、多くの監督と電話をしたよ。その中で、インテルが最も自分を欲してくれていると感じた。僕の直感は、インテルと答えていた。僕は昨年の夏にリバプールに加入することを願っていた。しかし、バイエルンはそのタイミングでの移籍を認めなかった。僕にとって簡単なことではなかったよ。だけど、それを受け入れることしかできなかった」

 最終的にリバプールとインテルの一騎打ちとなったシャキリ争奪戦はインテルに軍配が上がったわけだが、その背景には監督の熱意と本人の直感があったようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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