元レアル名手が絶賛…日本人26歳が「最高のストライカー」 “過小評価”指摘、冬の放出に反対
元オランダ代ファン・デル・ファールト氏、フェイエノールト上田綺世を高評価
オランダの名門フェイエノールトに所属の日本代表FW上田綺世について、元オランダ代表の名手たちが議論している。「過小評価されている」という絶賛もあるが、元世界的名ストライカーからは「ソフトすぎる」という厳しい声もあった。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
オランダのスポーツチャンネル「Ziggo Sport」で、フェイエノールトに対する議論を元オランダ代表MFでスペイン1部レアル・マドリードなどでプレーしたラファエル・ファン・デル・ファールト氏、同MFウェスレイ・スナイデル氏、同FWマルコ・ファン・バステン氏のトリオが行った。
その様子をレポートした専門メディア「ONE FOOTBALL」によると、ファン・デル・ファールト氏は、26歳の上田への評価が非常に高く「上田は過小評価されていると思う。私はカランサやヒメネスよりも上田を評価している。上田はアヤックス戦で(負傷交代前に)何度かターンした。彼は今見せている以上のものを持っていると思う」とコメントしている。
フェイエノールトはエースのFWサンティアゴ・ヒメネスが負傷離脱中で、FWユリアン・カランサがファーストチョイスになっている。ファン・デル・ファールト氏は、冬の移籍市場で上田を放出すべきではないという意見を持っているとされた。
一方で1980年代後半から世界最高のストライカーと称されたファン・バステン氏からは上田について「彼はちょっとソフトすぎる。すでに負傷してしまったが、あえて起用することはないだろう」と厳しい評価があり、スナイデル氏も「彼(上田)がより優れているとは思わない」とコメントしたとしている。
名手たちの間でも評価が分かれる上田だが、絶賛する声があったのは1つの事実だ。復帰後に、その期待の声に応えるプレーを見せたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)