怪我人続出で野戦病院と化す日本代表 ハリル監督「行動を起こせ」と代役に発破

長谷部、大迫、今野、高萩らが次々故障 ハリル監督は代役に奮起を促す

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が28日に埼玉スタジアムで行われるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のタイ戦を前に前日記者会見に臨んだ。故障による離脱者が増えている現状について言及した。

 現地時間23日に行われた敵地UAE戦は2-0で快勝を収めたハリルジャパンが立つ続けにアクシデントに見舞われている。勝利から2日後の25日、UAE戦に1トップで先発したFW大迫勇也(ケルン)、好守に存在感を見せ、チーム2点目を決めたMF今野泰幸(ガンバ大阪)、そしてMF高萩洋次郎(FC東京)と3選手の離脱が発表された。右膝の負傷で試合前に離脱していた主将MF長谷部誠(フランクフルト)も含め、最終予選の大一番で代表チームが野戦病院と化している。

「本当に今野と大迫の不在は我々に不利に働く。UAE戦のパフォーマンスは素晴らしかった。もちろん、長谷部のケガもありますよね。ただ、難しいですけど、現実を見なければいけない。他のソリューションを見つけ、他の選手にチャンスを与えなければいけない」

 厳しい現実にハリル監督も頭を抱えているが、代役を務める選手の奮起を促している。「行動を起こせ」と厳しい言葉で発破をかけた。

 

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