欧州日本人の才能に海外驚き「ワールドクラス」 26歳の飛躍に熱視線「誰の目にも明らか」
リーズ田中碧に止まぬ現地賛辞「チームに欠かせない存在」
イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧が現地で高評価を得ている。現地時間11月2日のリーグ第13節プリマス・アーガイル戦で(3-0)好パフォーマンスを示したなか、現地メディアはテクニックを「ワールドクラス」と評し、「日本代表はチームに欠かせない存在となっている」と飛躍を遂げる現状を伝えている。
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田中はプリマス・アーガイル戦で6試合連続でスタメンに名を連ねると、MFジョー・ロスウェルとダブルボランチを組み中盤のゲームメイクを牽引。106本のパスを通し、91%の成功率をマークしたプレーぶりで、この試合のPOTM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれている。
直近のパフォーマンスで評価が上昇するなか、英地元メディア「MOT Leeds News」は「ダニエル・ファルケ(監督)にとってこの日本代表は欠かせない存在となっている。この26歳がどれほどの才能を持ちピッチ上で何ができるのか、そして残りのキャンペーンでどれほど重要な存在になるのかは誰の目にも明らかだ」と、改めて戦力的価値を強調している。
同メディアでは「田中碧が“ワールドクラス”のスキルを発揮しているのを目撃」として、英紙「ヨークシャー・イブニング・ポスト」に寄稿した現地記者の記事も紹介。ウォーミングアップ中に披露した卓越したタッチに感銘を覚えたというもので、評価を高めるなかで田中の才能に熱視線が注がれている様子が窺える。
今夏にドイツ2部デュッセルドルフから新加入後、当初はベンチからの途中出場が続いていたが、初先発を飾った第8節ノリッジ戦以降、好パフォーマンスで株が上昇。現在リーグ2位に立つチームを力強く牽引する働きぶりに今後も期待が膨らむ。
(FOOTBALL ZONE編集部)