最下位脱出へ「大きな貢献」 日本人DFの“絶品パス”を監督絶賛「見事なインパクト」
菅原が決勝弾を演出
イングランド1部サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢は、現地時間11月2日に行われたプレミアリーグ第10節のエバートン戦に途中出場した。右サイドからのクロスで決勝点をアシストし、チームの今季初勝利に貢献。ラッセル・マーティン監督は「見事なインパクトを残した」と菅原を含む途中出場の選手たちの活躍を絶賛した。英紙「デイリー・エコー」が報じた。
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ベンチスタートだった菅原は後半34分にDFジャック・スティーブンスとの交代でピッチに立った。すると同40分、ペナルティーエリアの右端からグラウンダーのクロスでMFアダム・アームストロングのゴールをお膳立てした。チームに待望の初勝利をもたらす貴重なアシストとなった。
主力のMFアダム・ララーナが鼠径部の負傷によってハーフタイムでの交代を余儀なくされるなど、苦しい戦い展開のなかでサウサンプトンはなんとか勝利をもぎ取った。チームを率いるマーティン監督は「彼がプレーを続けることができなかったのは残念」とララーナのアクシデントについて話した一方で「サブの選手たちが試合に影響を与えた」と2試合ぶりの出場で勝利に貢献した菅原の活躍にも触れた。
「今日は彼ら(途中出場の選手たち)が見事なインパクトを残した。ユキ(菅原)はアシストを決め、フレッシュに見えた。タイラー(・ディブリング)も素晴らしかったし、その後に出てきた レスリー(・ウゴチュク)とポール(・オヌアチュ)も助けてくれた。ジョー・アリボもタフな時間があったが、ボールを奪い返そうという意欲を見せて非常に大きな貢献をしてくれた」
菅原の活躍もあって勝利したサウサンプトンは勝点を「4」に伸ばした。最下位を脱し、19位に浮上している。
(FOOTBALL ZONE編集部)