マンU、監督交代で日本代表MFの引き抜きも? 「非常に優れた選手だが」現地の温度感
ユナイテッドがアモリム監督を招聘、守田英正の引き抜きに現地言及
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは解任されたエリック・テン・ハフ前監督の後任とし、ポルトガル1部スポルティングCPのルベン・アモリム監督を招聘した。古巣クラブからの選手引き抜きの可能性が注目されるなかで、英メディア「90min」は日本代表MF守田英正についても言及していた。
ユナイテッドは今季開幕9試合を終えて3勝2分4敗と黒星が先行し、14位と低迷。クラブは10月28日に2022年からチームを率いてきたテン・ハフ前監督の解任を決断した。そして11月1日にはアモリム監督の就任を正式に発表した。
指揮官の交代が起こると、注目されるのが今後の移籍市場での新戦力の獲得だ。新天地での新たなチームづくりにおいて、古巣クラブからの引き抜きの噂が流れることは珍しくない。
英メディア「90min」は「ルベン・アモリムがマン・ユナイテッドで獲得する可能性があるスポルティングCPの4選手」と特集。ポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオ、モザンビーク代表MFジェニー・カタモ、デンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンド、スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの4選手の名前が挙がるなか、記事ではアモリム監督からの評価も高い守田に関しても言及されていた。
「彼(アモリム)は中盤で起用する選手に関して保守的で、スペシャリストよりもオールラウンドな選手を好んでいる。しかし、クリスティアン・エリクセンが契約最終年になり、カゼミーロも30歳を過ぎているため、来年には市場に出ていく構えだ。
守田英正は進歩的な性質を持った非常に優れたスタビライザー(安定させる選手)だが、彼も29歳で投資としては賢明ではないかもしれない。そのため、似たプロフィールを持つデンマーク代表のヒュルマンド(25歳)のほうがより賢い移籍になる可能性がありそうだ」
イングランドでも守田は高く評価されているものの、年齢の面からより若いヒュルマンドが補強としての優先度は高いのではと見られていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)