現役最年長Jリーガー伊東輝悦が現役引退 50歳で決断…マイアミの奇跡で決勝ゴール
三浦知良がJFL鈴鹿に移籍後は最年長Jリーガーとなっていた
J3アスルクラロ沼津は10月31日、MF伊東輝悦が2024シーズンをもって現役を引退すること発表した。1996年のアトランタ五輪では初戦のブラジル戦で決勝ゴールを決め、マイアミの奇跡の立役者となった。地元の清水エスパルスなどで活躍し、2017年から沼津に加入。2022年から最年長Jリーガーとなっていた。
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静岡県清水市(現清水区)出身で東海大学第一高校を経て、1993年に清水に加入。2010年まで主力として活躍し、日本代表としても27試合に出場した。甲府に移籍した2011年には、J1史上初の通算500試合出場を達成。長野、秋田を経て沼津に加入し、三浦知良がJFL鈴鹿に移籍後は最年長Jリーガーとなった。
1996年アトランタ五輪のブラジル戦では、後半27分にDF路木龍次がFW城彰二へ山なりのボールを放り込むと、相手GKジーダとCBアウダイールが激突。そのこぼれ球を後ろから走りこんできた伊東が無人のゴールに流し込んだ。日本はそのまま1-0で勝利し、五輪史上最大の番狂わせとして一躍、時の人となった。
沼津に加入後は出場機会が少なかったものの、豊富な経験を若い選手たちに伝え、クラブの躍進に貢献。2022年にはリーグ戦で3試合に途中出場した。今季は5月に行われた天皇杯の県代表決定戦で1年ぶりに公式戦に出場していた。
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