英名門で不遇も…指揮官は「先発を選ぶのが難しくなる」 日本代表MFへのリアルな評価
遠藤航は64分間プレー、スロット監督は「勝利することができて嬉しい」
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は現地時間10月30日、リーグカップ4回戦のブライトン戦(3-2)で今季2度目の先発出場を果たし、64分間プレーした。アルネ・スロット監督は試合後、遠藤らリーグ戦では出番の少ない選手たちのパフォーマンスを絶賛し、「先発を選ぶのが難しくなる」と語った。
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ディフェンディングチャンピオンのリバプールはMFコーディ・ガクポの2得点でリードを奪うと、2-1で迎えた後半40分にFWルイス・ディアスがダメ押しの3点目を奪って突き放した。終盤にさらに1点返されたが、3-2で逃げ切り、次ラウンドへと駒を進めている。
遠藤は中盤でMFタイラー・モートンとコンビを組んで出場した。スタメン出場は9月25日のリーグカップ3回戦ウェストハム戦(5-1)以来、今季2度目。後半6分に警告を受けたが、後半19分にMFトレイ・ニョニと交代するまで堅実なパフォーマンスで勝利に貢献した。
英メディア「Liverpool.com」は「スロット監督はチームのパフォーマンスについて問われ、遠藤のようなプレミアリーグでは出番を得るのに苦しんでいる選手たちに言及した」としてオランダ人指揮官のコメントを伝えていた。
「ここ(ブライトンの本拠地)に来て戦うということは、彼らのプレースタイルやここ数年の補強を考えても難しいものだとわかっていた。勝利することができて嬉しい。今季ここまであまりプレーしていない選手たちの活躍も素晴らしかった。彼らも普段と同じようなプレーができ、試合にクオリティーをもたらしてくれた。今後数週間、先発ラインナップを選ぶのが難しくなる」
リーグ戦からメンバーを大きく入れ替えながらも勝利を掴んだリバプール。ここまでリーグ戦ではほとんど出番のない遠藤もスロット監督へ実力をアピールすることができていたようだ。今週末にはリーグ戦で再びブライトンとの対戦、さらにミッドウィークにUEFAチャンピオンズリーグのレバークーゼン戦などを控えるが、日本代表のキャプテンに先発出場のチャンスは回ってくるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)