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C・ロナウドが欧州歴代4位の代表通算70ゴール到達も謙虚な発言 「僕が何点決めたかなんて…」
孤高のスコアラーから真のリーダーへ 「最も重要なことはチームの勝利」
ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)は、25日のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選ハンガリー戦で、圧巻の直接FKを含む2ゴールの大活躍を見せ3-0勝利の立役者となった。自身の代表通算ゴール数を「70」の大台に乗せたスーパースターだが、「僕のゴールは重要じゃないんだ」と強気なカリスマらしからぬ謙虚な発言を残している。
リスボンの夜は、ロナウドの健在ぶりを示すゴールショーとなった。1-0で迎えた前半36分、最終ラインからのロングボールにFWアンドレ・シウバ(ポルト)が反応。相手ペナルティーボックス近くでヒールパスで絶妙なポストプレーを決めると、走りこんだロナウドはワントラップから左足を一閃。ゴール左隅に強烈なグラウンダーの一撃を叩き込んだ。
さらに後半20分には、約30メートルの直接FKを対角線上に沈めた。代表137試合目で記念すべき70得点に到達し、通算代表ゴール数ランクで欧州歴代3位の元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼに1ゴール差に迫った。
欧州三傑入りを目前にしたロナウドは、どこまでも謙虚だった。地元テレビ局「RTP」に試合後に登場すると、「僕が何ゴール決めてきたのか、なんて知らない。それは最も重要なことじゃないんだ。重要なことはチームの勝利。W杯出場のための戦いを演じていることなんだ」と語った。
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