試合中なのに…相手選手も一列に 敬意の行動が話題、Jリーグで起きた「感動の光景」
引退の元日本代表MF細貝萌を送り出す感動の場面が話題に
今季限りでの現役引退を発表したJ2ザスパクサツ群馬の元日本代表MF細貝萌が、10月27日のホーム最終戦(対徳島ヴォルティス/0-2)で今季初先発。52分間のプレーとなったなかで、交代時にピッチ上で起きたある光景が話題に。選手や審判団が敬意を示すシーンが「感動する」「素晴らしい光景」と注目を浴びている。
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細貝は地元群馬の前橋育英高校から2005年に浦和レッズへ加入。2011年からドイツへ渡り、アウクスブルク、レバークーゼン、ヘルタ・ベルリン、シュツットガルトなどで活躍した。トルコやタイでもプレー。Jリーグでは柏レイソルにも所属し、21年に地元の群馬に移籍した。今季で在籍4年目を迎えたなかで、現役生活に幕を閉じる決断を下している。
ホームラストマッチとなった徳島戦では今季初スタメン。注目を浴びたのは後半7分に交代が告げられた場面だ。突如、ピッチ上ではその場で両チームの選手、審判団が花道を作り、拍手で細貝を送り出す光景が。功績を残したベテランへの敬意を示したその光景に、SNS上では「素晴らしい光景」「感動の光景」「泣ける」といった賛辞が寄せられた。
なお試合後には引退セレモニーが実施。「20年間素晴らしいサポートありがとうございました」と感謝のスピーチを行い、家族などから花束が贈呈された。
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