本田のハリル戦術への警鐘に“不動の左MF”原口は同調せず 敵地タイ戦と「同じイメージでいい」

「引いてくるならサイドがポイントになる」

 そして前日に本田が、タイ戦に向けて「(日本がボールを)保持するイメージが皆さん湧きますか?」と報道陣に逆質問したことが話題を呼んだが、これについて原口は、昨年9月の敵地タイ戦と同じようなプレーをすれば問題ないとの手応えを得ているという。

「相手がどう出てくるか、いまいち分からないけど、引いてくるならサイドがポイントになる。そうなれば、僕のポジショニングが大事。張るタイミングもそうだし、張り過ぎていると右サイドからの攻撃に送れるので、どのタイミングで中に入るか、サイドバックがどのタイミングで上がるかと話し合わないといけない。前のタイ戦も別に、そんなに悪くなかったと思うし、同じイメージでもいいと思う。恐れないですね。どう出てきてもいいように、対応できると思う」

 さらにMF今野泰幸とFW大迫勇也が離脱し、MF遠藤航とFW小林悠が追加招集されたことも「別に誰が出ても変わらないというか、変わらなくはないけど十分にやれる」と問題ではないと話した原口。逞しさを増すサイドアタッカーには、タイ戦で本来の攻撃面での本領発揮に期待したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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