ハリルJの先発争いは今や戦国時代! 「定位置確保した選手はいない」と香川が危機感露わに
UAE戦で香川はインサイドハーフとしてプレーも物足りなさを残す
日本代表MF香川真司(ドルトムント)は23日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地UAE戦でインサイドハーフとして先発し、2-0勝利に貢献した。だが、「ポジションを確立している選手はいない」と語り、先発陥落への危機感を露わにしている。
28日のタイ戦を2日後に控え、埼玉県内で行われた部分公開練習後、香川は自分の代表での立ち位置が決して盤石ではないと認めた。
「今の競争はすごく激しいと思っているし、自分のポジションを確立している選手はいないというか、結果を残さないともちろん評価されない。どんどん(レギュラーが)入れ替わる世界だと思っている。そういう意味では結果が必ず求められる」
UAE戦では4-3-3のインサイドハーフとして先発出場した香川は、中盤でパスを散らすなどゲームをコントロールする役割を担った。しかし同じくインサイドハーフを務め、追加点にボール奪取と獅子奮迅の活躍を見せた今野泰幸(G大阪)に比べると、背番号10を託されたエースのパフォーマンスとしてはゴールに絡むプレーもなく、物足りなさも残った。
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