J未経験の24歳日本人、欧州で“オランダ名手”彷彿弾に現地絶賛「夢のようなゴール」

カイザースラウテルンの横田大祐【写真:Getty Images】
カイザースラウテルンの横田大祐【写真:Getty Images】

ドイツ2部カイザースラウテルンMF横田が1ゴール1アシスト

 ドイツ2部カイザースラウテルンは、現地時間10月26日に行われたリーグ第10節で首位デュッセルドルフと対戦し、4-3で接戦を制した。この試合でゴールを決めたカイザースラウテルンMF横田大祐のビューティフル弾に現地紙は「夢のようなゴール」と絶賛している。

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 24歳の横田は川崎の下部組織に小学生年代から在籍。2018年夏にFSVフランクフルトのU-19チームに入団。同国カールツァイス・イェーナのBチームでプレーしたのち、21年より2シーズンラトビアのヴァルミエラFCでプレー。その後23年からは2シーズンポーランド1部グールニク・ザブジェでプレーすると、24年1月に1部KAAヘントへとステップアップを果たした。

 ヘントでは試合には出ていたものの、より出場機会を求めて今夏よりカイザースラウテルンに期限付き移籍で加入。移籍後は怪我もあり出遅れたが、フル出場となった第9節パーダーボルン戦でアシストをマーク。10月26日のデュッセルドルフ戦では、先制点をアシスト。さらに後半には衝撃の一撃を突き刺す。

 後半12分、右サイドでボールを受けた横田は、カットインをして中に切り込むと相手2人をかわして左足を一閃。ボールはゴール左隅に突き刺さり、相手GKは見送ることしかできなった。

 試合も首位相手に競り勝ったなか、横田に対して現地紙「Saarbruecker Zeitung」は「ヨコタが夢のようなゴールを決めてチームは追い付いた」と貴重な同点弾を称賛し、「ヨコタは右サイドを駆け上がり中央へ移動すると、アリエン・ロッベンスタイルで左ゴールポストに最高のボールをシュートした」と、元オランダ代表の名手を彷彿とさせるゴールだったと言及している。

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