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欧州8戦5発の逸材超え…1.9億円DFは? U-19日本人の最新市場価値…大幅アップの注目株も
ロス五輪世代の市場価値トップ10
ベルギー1部のアンデルレヒトに所属するFW後藤啓介が、U-23のセカンドチームで8試合5ゴールと高い得点能力を発揮している。そんな後藤と同じロス五輪世代の選手たちにフォーカスを当て、最新の市場価値トップ10を海外メディアが紹介した。
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ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」によると、後藤の最新市場価値が60万ユーロ(約1億円)に対し、より高額となった同世代はDF小杉啓太(ユールゴーデンIF/スウェーデン)の120万ユーロ(約1億9000万円)のみ。3位にはMF保田堅心(大分トリニータ)とFW塩貝健人(NECナイメヘン/オランダ)が同額の40万ユーロ(約6000万円)でランクインしている。
トップとなった小杉はU-15世代の日本代表から各年代で活躍。湘南ベルマーレユース出身で、2024年3月にスウェーデン1部ユールゴーデンIFに加入する。ここまで11試合プレーし1ゴール1アシストをマークしている。
2位の後藤はジュビロ磐田の下部組織出身。23年には高校生ながらトップチームに昇格し、その年はリーグ戦33試合7得点を記録する飛躍を見せた。今年1月にレンタルでアンデルレヒトへと渡り、早速U-23のセカンドチームで結果を残し続けている。
保田はサガン鳥栖U-15、大分U-15を経て21年の天皇杯で初のトップチーム登録。翌年にはリーグ戦でも2種登録としてトップでプレーし、23年から正式に昇格した。2024年8月のJ2月間ヤングプレーヤー賞を受賞したのは記憶に新しい。
同額の塩貝は慶応義塾大学からオランダへ渡った逸材。24年1月に大学1年生ながら横浜F・マリノスの27年シーズン加入内定および特別指定選手が決まっていたが、今夏にナイメヘンへの電撃加入となった。ここまで4試合で現地のピッチに立っている。前回6月の市場価値は100万ユーロ(約1600万円)にとどまりトップ10選外だったが、10月の更新で約5000万円の大幅アップとなり3位に滑り込んだ。
それ以外にも、6月には10位選外だったベルギー1部ヘンクDF吉永夢希(30万ユーロ/約5000万円)や、同国2部KSKベフェレンのFW道脇豊(25万ユーロ/約4000万円)も市場価値アップでランクイン。すでに海外でもプレーする逸材も多く、期待が高まる選手たちが揃っていた。