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クロースに中国やアメリカから移籍オファー 「いくつか受け取った。だけど僕は…」と胸中明かす
レアルで評価を高めるクロース 「まだまだ最高峰のレベルでプレーしたい」
レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースは、しばらくヨーロッパでのプレーを第一優先で考えている模様だ。ドイツ紙「ファズ・スポルト」のインタビューに応じ、中国やアメリカからのオファーの存在を明かしている。
クロースはドイツ王者バイエルン・ミュンヘンでのプレーを終えると2014年からレアル・マドリードへ移籍した。現在27歳とキャリアのピーク時にあるプレーメーカーは、世界トップクラスの存在だと評価を高めている。
近年“爆買い”で選手を集める中国勢や、同様に高額年俸を用意するアメリカMLSのクラブからのオファーがあったことを認めた。しかし、クロース自身はそうしたオファーに心を動かされていないと話している。
「確かにいくつかのオファーは受け取った。だけど、僕はまだまだ最高峰のレベルでプレーをしたいんだ。だから、僕に旅立ちを決意させるものではなかった」
レアルはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で、クロースの古巣バイエルンと対戦する。クロースは「優勝したければ、いつかはバルセロナやバイエルンに勝たなくてはいけない。最高のチームに対する挑戦として、素晴らしい機会だと思っている」と古巣対決に意欲を燃やした。
ドイツが生んだ安定感抜群のプレーメーカーを、ヨーロッパのサッカーシーンでまだ見続けることができそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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