欧州で称賛止まず、日本代表26歳が「またしても傑出したパフォーマンス」 現地記者も感嘆
田中碧がリーズで好調を維持
日本代表MF田中碧は新天地のイングランド2部リーズ・ユナイテッドで“大きなインパクト”を残し、評価を高めている。26歳の田中は今夏にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフを離れ、リーズに完全移籍。加入当初はベンチスタートだったが、主力選手の負傷離脱もあってレギュラーポジションを掴んだ。2ボランチの一角として攻守に存在感を示している。
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現地ジャーナリストのベン・ジェイコブス氏は英メディア「GIVE ME SPORT」で田中の活躍についてこう語っていたようだ。
「田中は大きなインパクトを残している。ダニエル・ファルケ監督は彼に“タイガー・タナカ”というニックネームを付けているだろう。それはリーズが持つ粘り強さや決意、ハングリーを示しているものだ。リーズの中盤の深いところには真のエンジンルームがあり、そこでプレーする選手たちはデュエルに勝ち、セカンドボールを拾うことができる。プレスをかけて戦えるだけでなく、攻撃に転じる加速力や素早くボールを前に進める力も持っている」
ファルケ監督は前節ワトフォード戦の後に活躍した田中を007シリーズの主人公「ジェームズ・ボンド」と称して絶賛。また、チームメートからは作品に出てくる登場人物に重ねて「タイガー・タナカ」の愛称で呼ばれていると報じられていた。
ジェイコブズ氏はリーズの中盤でプレーする選手たちのクオリティーを称えつつ、その中でも田中は特に大きな影響を与えている評価していた。
リーズは直近のブリストル・シティ戦は0-0のスコアレスドローに終わったが、記事では「彼はまたしても傑出したパフォーマーの1人だった」と絶賛されていた。スタメンに定着して以降、安定したパフォーマンスを続けている田中はチームに不可欠な存在となりつつあるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)