元日本代表が見せた“粋な計らい” 勇退する審判との珍シーンに海外脚光「究極の送り出し」
槙野氏が村上審判員を送り出すシーンが話題に
元日本代表DF槙野智章氏は現役時代に様々なプレーなどでスタジアムやサッカー界を盛り上げていたなか、2021年に勇退する主審へ見せた粋な行動に海外メディアが注目し話題を呼んでいる。
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21年シーズンで勇退した村上伸次審判員は、この年のJ1リーグ最終節名古屋グランパス対浦和レッズ戦を担当。試合は0-0で終わり、直後にピッチ上で両軍の選手たちが列を作って並び、村上審判員の勇退を受けて花道を用意した。
その中央を村上審判員が歩くなか最後に待ち構えていたのが、槙野氏だった。槙野氏はユニフォームを脱ぎ、「村上さんの笑顔が僕たちを気持ちよくプレーさせてくれました。最高のレフェリングをありがとう! おつかれさまでした」と手書きで書かれたアンダーシャツ姿を披露。村上審判員は笑顔を見せつつ、茶目っ気たっぷりにイエローカードを槙野に提示するとその場は笑いに包まれた。
槙野の計らいとそれに応じた主審の珍事に会場も盛り上がり、このシーンをオーストラリアメディア「Optus Sport」が公式X(旧ツイッター)で「Jリーグの村上信嗣主審が現役を退いた時、究極の送り出しとなった。彼は最後にイエローカードまで出した。レジェンドに愛を込めて」と言及し注目している。
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