仏代表エースも初招集の18歳神童の才能に脱帽 「彼こそが俺たちをベンチに追いやる存在だ」
グリーズマンがモナコで得点量産中のエンバッペを称賛
モナコの18歳FWキリアン・エンバッペは今季ゴールを量産する活躍を見せ、フランス代表に初招集された。”ティエリ・アンリ二世”の異名を持つストライカーの潜在能力に、代表のチームメートであるアトレチコ・マドリードのFWアンドワーヌ・グリーズマンも白旗。「彼こそが俺たちをベンチに追いやる存在だ」と異例の称賛に出ている。
ディディエ・デシャン監督がロシア・ワールドカップ欧州予選のルクセンブルク戦と、スペインとの親善試合を控える今回の代表に初招集した神童は、猛者揃いのフランス代表に衝撃を与えている。
マンチェスター・ユナイテッドが1億ユーロ(約120億円)の移籍金で獲得を狙うと報じられているグリーズマンは、自身のインスタグラムを更新。雨の中、ドヤ顔で直立するエンバッペと、それを見守るマルセイユMFディミトリ・パイェとグリーズマンの写真を掲載。そして、「彼こそが俺たちをベンチに追いやる存在だ」と称賛のメッセージを送っている。
グリーズマンは昨夏の欧州選手権で大会MVPと得点王に輝く活躍を見せ、ホスト国フランスの準優勝に貢献。だが、そんなエースを持ってしてもベンチ行きは時間の問題と覚悟するほどの才能を、初招集のエンバッペはいきなり見せつけているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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