日本代表MFが叩き出すリーグ屈指の「92.83」 監督も絶賛の働き…あだ名は「タイガー田中」

リーズの田中碧【写真:Getty Images】
リーズの田中碧【写真:Getty Images】

ワトフォード戦でチーム最高評価の働きを見せた田中碧

イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧が、指揮官から絶賛されている。現地時間10月22日に行われたワトフォード戦でフル出場した田中。チームの2-1での勝利に貢献し、地元メディア「LEEDS UNITED NEWS」は「中盤でのハードワークはいつも通り」とし、チーム最高採点の「8.5」をつけた。

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 イエローカードこそもらったものの、攻守にハードワークを見せた田中。チームは直近6試合で4勝2分としてリーグ2位に浮上した。チームトップタイの「8」をつけた地元メディア「LeedsLive」によれば、ダニエル・ファルケ監督は「彼は素晴らしかった。チーム内で彼をジョークで『タイガー田中』と呼んでいるんだ。いや、彼はジェームズ・ボンドだ。世界を救ってくれたよ。鋼のようなプレー彼は私たちのジェームズ・ボンドだったんだ」と「007は2度死ぬ」に登場する「タイガー田中」にひっかけて、田中の働きを絶賛した。

 田中は今季、ドイツ2部のデュッセルドルフから、すでにリーグ戦開幕を迎えていたリーズへと移籍。加入直後はベンチスタートが続いていたが、10月1日のノリッジ戦で初めてスタメン出場すると、そこから4試合連続でフル出場を続け、試合毎に評価を高めている。

 田中の働きは叩き出す同リーグ屈指の数値にも表れている。データサイト「DataMB」によると、田中のパスの正確性を示す「Accurate Passes%」は「92.83」。これはイングランド2部の全MFの中で3位に位置する高い数値だ。このほかにも90分あたりのパス本数や前方へのパス本数でもリーグ上位に入る。監督やファンの信頼を掴みつつある田中。リーズにとって不可欠な選手へとなりつつある。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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