英クラブで躍動…日本代表26歳は「最高だ」 OB太鼓判、中盤制圧プレーで“株上昇”
リーズ田中碧の評価上昇、シェフィールド戦の好プレーに現地注目
イングランド2部リーズ・ユナイテッドの田中碧は主力選手の負傷離脱が相次ぐなかでスタメンに定着し、パフォーマンスが高く評価されている。クラブOBで、元イングランド代表でもあるトニー・ドリゴ氏「ボールを持った時には最も冷静な選手の1人だ」と絶賛している。
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ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフから新加入した26歳の田中はここまでリーグ戦7試合に出場。最初はベンチからの途中出場が続いていたが、キャプテンのMFイーサン・アンパドゥの戦線離脱を受けて第8節ノリッジ・シティ戦から直近の第10節シェフィールド・ユナイテッド戦まで3試合連続でスタメン起用されている。
代表戦からわずか中3日の過密日程のなかで戦ったシェフィールド・ユナイテッド戦では、MFジョー・ロスウェルとのコンビで中盤を巧みにコントロールして2-0勝利に貢献。ダニエル・ファルケ監督も「彼らのコンビネーションは最高のパフォーマンスだ」と絶賛していた。
さらに英メディア「Leeds United News」によれば、現役時代にリーズでプレーし、1990年のイタリア・ワールドカップにイングランド代表として出場した経験を持つドリゴ氏が田中への賛辞を送っていたという。
「(田中の相手選手へのスライディングタックルは)素晴らしいプレーだった。田中はフィジカルの強さも備えながら、パスを出すこともできる。ボールを持った時には最も冷静な選手の1人だ」
田中は攻守両面での働きぶり、ボールを持った際の落ち着きを称えられていた。
なお、今シーズン開幕時はアンパドゥとMFイリア・グルエフの2人が中盤のレギュラーとしてコンビを組んでいたが、その2人が負傷したことで田中とロスウェルに先発の座が巡ってきた。そして田中とロスウェルはともにレギュラー奪取に向けて好アピールを続けており、同メディアは「4人全員がフィットした場合、キャプテンのアンパドゥのパートナーは田中かロスウェルのどちらかになるだろう」と評価していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)