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ミランがスソを完全移籍で獲得 ウイングの定位置争いは戦国時代へ
今冬の移籍市場で戦力が充実
ACミランは、1月の移籍市場でリバプールのU-21スペイン代表MFスソを完全移籍で獲得することが分かった。ミランの公式テレビ番組「ミラン・チャンネル」が11日と、12日にスソがミラノ市内でメディカルチェックを行うと発表した。
スソは今年6月でリバプールと契約満了となり、すでにミランと4年契約を結んでいた。1月の移籍市場か、もしくは来季開幕前の加入というタイミングの問題があった。だが、ミランは1月の移籍市場でリバプールとクラブ間合意に達したもようだ。スソはアトレチコ・マドリードから期限付き移籍で加入したイタリア代表MFアレッシオ・チェルチと同じ左利きのアタッカーだ。
ミランは現在ASローマのイタリア代表FWマッティア・デストロ獲得の正式オファーを出しており、デストロ獲得時には元フランス代表FWジェレミー・メネズがウイングに回る可能性が高い。
現在アジアカップに参戦中の日本代表FW本田圭佑は、約1カ月チームを離脱する。ジャコモ・ボナベントゥーラ、ステファン・エル・シャーラウィというイタリア代表コンビに、今後はチェルチ、スソ、メネズが加わった定位置争いが勃発する。ミランのウイングは戦国時代を迎え、右で固定されていた本田には今季最大の試練となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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