田中碧がシェフィールド戦で特筆すべきスタッツを記録

　イングランド2部リーズ・ユナイテッドに所属する日本代表MF田中碧のパフォーマンスが現地メディアで高く評価されている。

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　田中は現地時間10月18日のリーグ第10節シェフィールド・ユナイテッド戦（2-0）で3試合連続スタメン出場。日本代表として戦った2026年北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のオーストラリア戦から中2日という過密日程のなかでもフル出場で勝利に貢献した。

　英メディア「Football Insider」は「リーズ・ユナイテッドのファンは2-0で勝利した金曜日のシェフィールド・ユナイテッド戦の田中碧のパフォーマンスに感銘を受けている」とその活躍を特集した。

　この試合でMFジョー・ロスウェルとダブルボランチを組んだ田中は90分間の出場で89回のボールタッチ、67本のパス成功、そしてゴールチャンス創出1回と攻撃面で確かな貢献を示した。

　さらに、4度のデュエル勝利、7度のリカバリー、2つのクリアなど守備面でも際立ったスタッツを残しており、攻守両面における質の高さが特筆されていた。

　英メディア「Football League World」も「田中は今夏の加入以来、リーズで重要な役割を担っている。ファンはすでに彼のクオリティーに気付いているが、このフライデーナイトは間違いなく最も完璧なパフォーマンスだった」と26歳の日本代表MFの活躍を称賛。ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに支払った300万ポンド（約5億9000万円）の移籍金は「バーゲン」とも伝えられている。

　リーズはキャプテンのMFイーサン・アンパドゥなど主力選手の負傷が相次いでいるなか、試合を重ねるごとに田中の重要度は高まっている。