J1昇格お預けの清水「今日悪いものがすべて出た」 秋葉監督が痛感「フットボールは甘くない」
清水はホームの山形戦で1-2の敗戦
清水エスパルスは10月20日、J2リーグ第35節モンテディオ山形戦で1-2と敗戦した。結果次第でJ1昇格を自力で決められる可能性のあったゲームだったが、ホームで勝利を逃す形となり決定は持ち越しに。秋葉忠宏監督は試合後に今日の試合を振り返り「フットボールは甘くない」と語った。
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ホームスタジアムに7位山形を迎えた一戦。勝ち点73を積み上げていた2位清水は、山形戦で勝利すれば首位へ浮上するうえ、2位以内が確定し自力でのJ1昇格が決定。引き分け以下の場合は、午後1時キックオフの3位V・ファーレン長崎の試合(対ブラウブリッツ秋田戦/アウェー)の結果次第となる状況だった。
後半30分、ホームの清水はFW北川航也が味方のこぼれ球を詰めて先制。しかしその5分後、山形FW高橋潤哉にゴールニアを破るシュートを突き刺さされ試合は振り出しに。同42分にはセットプレーから山形FW後藤優介に得点を許し、清水はホームで1-2の逆転負けを喫した。一方の山形は、6連勝と波に乗っている。
試合後に秋葉監督は「当たり前ですけどフットボールは甘くないなとか、一筋縄ではいかないなということを痛感させられるゲームでした。しっかりここからもう一度、1週間同準備するのか、どういうメンタリティーで日々日常を過ごしていくのかが問われている。もう一度全員で顔を上げて、全員で準備していきたいです」と敗戦を悔やんだ。
また先制弾の北川については「もちろん(得点を)取れたことはポジティブでした」と評価。試合展開については「けど(チームとして)色々と終盤崩れたので、ここから0から作り直せばいいだけだと思いますから、今日悪いものがすべて出たと思っていますので、また最高の準備を全員で1週間して、必ずあと1つ勝ってまずは昇格を決めたいなと思います」と次の試合へ目を向けて語っていた。