清水のJ1昇格はお預け…今季ホーム初黒星 9試合“負けなし”もストップで足踏み

清水のJ1昇格決定は持ち越しに【写真:徳原隆元】
清水のJ1昇格決定は持ち越しに【写真:徳原隆元】

清水はホームで山形に1-2の逆転負け

 清水エスパルスは10月20日、J2リーグ第35節モンテディオ山形戦で1-2の敗戦となった。ホームで先制したものの、その後2失点し逆転を許す展開に。この結果、3シーズンぶりのJ1昇格は持ち越しにとなっている。

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 ホームスタジアムに7位山形を迎えた一戦。前日の試合でJ2首位の横浜FCがベガルタ仙台に0-3の完敗を喫し足踏みした。勝ち点73を積み上げている2位清水は、山形戦で勝利すれば首位へ浮上するうえ、2位以内が確定し自力でのJ1昇格が決定。引き分け以下の場合は、午後1時キックオフの3位V・ファーレン長崎の試合(対ブラウブリッツ秋田戦/アウェー)の結果次第となる。

 秋葉忠宏監督は試合前に「攻守において主導権を握る」と、ホームでの勝利を誓った。前半をスコアレスで折り返したなか、迎えた後半30分、右サイドからのクロスを山形がクリアし切れず。MFカルリーニョス・ジュニオが放った右足のシュートは相手GK後藤雅明に弾かれるも、そこに詰めたFW北川航也がゴールネットを揺らす。待望の先制ゴールを清水が手にする。

 歓喜の瞬間を目指す清水だったが後半35分、山形MF坂本亘基がロングフィードを上手くクッションコントロール。そのままペナルティーエリア内でキープし、走り込んだ山形FW高橋潤哉がパスを受けてGK権田修一が守るゴールニアを破った。1-1のまま時間が進み、7分後にはセットプレーから山形FW後藤優介が得点。勝ち越しを許し、無情にも清水はホームで1-2の敗戦となった。

 3位の長崎が秋田に2-1で勝利したため、今節で清水のJ1昇格は決まらず。また清水は8月3日の第25節のベガルタ仙台戦(1-2)以来負けなしだったが、それも「9」でストップ。さらにホームに限っては今季初の黒星となった。昨日の横浜FC同様、J1への切符獲得は次節以降に持ち越しとなっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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