浦和が5シーズンぶり4連敗 先制も東京Vに逆転負け、残留争いに本格参戦か
渡邊凌磨のゴールで4試合ぶり得点も東京Vに1-2で敗戦
浦和レッズは10月19日のJ1リーグ第34節、東京ヴェルディ戦に1-2で敗れた。これで2019年以来5シーズンぶりのリーグ4連敗となり、本格的な残留争いでシーズン最終盤を迎えることになった。
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浦和はDFマリウス・ホイブラーテンがフェイスガードを装着して強行出場。9月28日のヴィッセル神戸戦で試合中に相手選手の足が顔面に入って負傷。それにより、10月1日に浦和から右眼窩壁骨折、鼻骨骨折により手術を行い、全治まで約4週間の見込みと発表されていたところから前倒しでの出場になった。
その浦和は前半27分に前線でのディフェンスによりボールを奪うと、MF渡邊凌磨が鮮やかな左足シュートを決めて先制した。浦和はこれがリーグ4試合ぶりの得点で、リードを奪う展開に持ち込んだ。
しかし後半14分、セットプレーを速く始められたところから中央に入ってきたボールのこぼれ球をDF綱島悠斗に蹴り込まれ同点に追い付かれると、後半31分にはコーナーキックから綱島に頭で叩かれて逆転ゴールを許した。浦和は4試合連続でセットプレー絡みでの失点を喫する結果になった。
試合はこのまま終了し、浦和は2019年5月以来のリーグ4連敗。8月末にペア・マティアス・ヘグモ監督を解任し、昨季も指揮したマチェイ・スコルジャ監督が復帰してから1勝4敗と泥沼の状態に。日程上での未消化扱いの試合が2試合あるものの、勝ち点39の暫定16位で今節を終え、降格圏との差は勝ち点4に。23日にはその未消化のうち1試合で、同じ勝ち点39の柏レイソルと残留争いの大一番を迎える。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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