レアルで不遇の10番、今冬の移籍市場では残留を決断

　イングランド・プレミアリーグで首位を走るチェルシーのアントニオ・コンテ監督は、すでに来季の補強で最優先になる二人を決定したという。コンテ監督の母国イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

　コンテ監督が狙っているのは、レアル・マドリードからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスと、スペイン代表FWアルバロ・モラタをダブルで獲得することだという。両者ともにコンテ監督は、就任1年目の今季新戦力として迎え入れようと、昨夏に獲得を申し入れていたとしている。しかし、ハメスはレアル残留を決め、モラタはユベントスから買い戻されたレアルでのプレーを決めていた。

　だが、両者ともに今季のレアルでは決定的な存在になれていない。ハメスは昨年末のFIFAクラブワールドカップ優勝後に、移籍を考慮するコメントを発して物議を呼んだ。リーグ戦では14試合出場2ゴールだが、スタメンはその半分の7試合。フル出場も2試合のみだ。