J2降格決定の鳥栖「今年の結果は必然」 GK朴一圭が持論「作り直した方がいい」
4試合を残してJ2降格が決定
サガン鳥栖は10月19日、J1リーグ第34節の京都サンガF.C.と対戦し0-2で完敗。他会場の結果により降格が決定した。GK朴一圭は試合後に「僕は作り直した方がいいと思っています」とクラブの現状について率直な思いを語っている。
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最下位20位だった鳥栖は京都とのアウェーゲームに挑んだ。前半10分に京都GKク・ソンユンがDOGSO(通称ドグソ/Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会の阻止)で一発退場となり数的優位に。しかし鳥栖は後半20分、京都FWマルコ・トゥーリオに得点を許すと、終了間際には追加点を決められた。その後マルセロ・ヒアンが一発退場するなど、敵地にて0-2の完敗となった。
8月9日に川井健太前監督が契約解除となり、木谷公亮テクニカルダイレクターが新監督に就任したが状況は覆せず。残り4戦を残しJ2降格が決定した。試合後に朴一圭は「クラブがやり直すには、一からもう一回見つめ直してやり直さないといけないか?」といった質問に対し「僕個人の見解ですけど、僕は作り直した方がいいと思ってます」と自身の意見を話した。
「今のままでは難しいんじゃないのかなっていう。見てもらったらわかると思うんですが。やっぱりもっともっと選手がハードワークできるようになんなきゃいけない。本当にこのクラブのために身を捧げるとか、そういう気持ち的なところを含めて出せる選手がもっともっとピッチに出てこないと…難しいですよね。
クラブも、選手もそうですけど。クラブ含めて一回見直して、今年の結果は必然だと思っているので、自分も含めて。みんなが自分のことのような責任として考えて、やっぱり今一度見つめ直す必要は絶対あるかなと思います」
苦しい状況となったクラブを改めて振り返った朴一圭。言葉1つ1つが、最後方から見た鳥栖の現状を物語っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)