大迫の軽傷判明にケルン地元紙が安堵 UAE戦後半に負傷退場も「骨折はないと説明」
前線で脅威となるも、終盤に相手と交錯し「左膝に重い一撃」
ハリルジャパンのケルンFW大迫勇也が、23日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地UAE戦で、後半36分に相手DFとの接触プレーで左足を故障。FW岡崎慎司(レスター・シティ)との交代を余儀なくされた。ドイツ地元メディアからは、今季6得点7アシストと躍動するストライカーの軽傷に、安堵の声が上がっている。
「大迫勇也とレオナルド・ビッテンコートの攻撃陣は問題なし」と報じたのは、地元紙「ケルナー・スタッド・アンツァイガー」。大迫はアル・アインで行われた試合で、1トップでキレのいいプレーを見せていた。強烈なシュート2本を放つなど、前線で脅威となった。
2-0で迎えた後半36分に大迫は最終ラインからのロングパスに猛ダッシュ。巧みに身体を入れるとコーナーキックのチャンスを勝ち取った。だが、競り合ったDFサレムと交錯しながらピッチに倒れ込んだが、相手の体重が膝の裏にかかる格好で、大迫は膝を抱えながら悶絶。自分で交代のシグナルを出す状況で、担架でピッチの外に運ばれた。
バヒド・ハリルホジッチ監督は1トップの故障により、岡崎をスクランブル投入する事態となった。
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