なでしこ、海外組16人で再始動 U-20W杯準優勝の3人が初招集…佐々木氏が8年ぶり指揮

なでしこの新体制メンバーが発表【写真:早草紀子】
なでしこの新体制メンバーが発表【写真:早草紀子】

U-20W杯組の松窪、土方、大熊に加え、WEリーグで好調の遠藤の4人が初選出

 日本サッカー協会(JFA)は10月18日、なでしこジャパン(日本女子代表)が26日に韓国女子代表と戦う国際親善試合のメンバー23人を発表した。今年9月に行われたU-20女子ワールドカップで準優勝だったヤングなでしこから、米ノースカロライナ・カレッジ所属のFW松窪真心ら3選手が初招集された。

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 初招集4人のほか、パリ五輪で主将を務めたDF熊谷紗希やMF長谷川唯らも引き続き招集された。パリ五輪を終えて退任した池田太監督の後任が未定で、この韓国戦はJFA女子委員長の佐々木則夫氏が監督代行を務める。また、元日本代表DF内田篤人氏らがコーチとして入閣することになった。JFAはこの体制を1試合限定としており、正式な監督人事は今後も継続して行っていく。

 佐々木氏は「U-20でしっかり頭角を現した選手は、今後のなでしこジャパンに重要な選手に成長してほしい」と説明。23人中16人が海外組という構成に「コーチも私も直には会場に行けないが、映像でしっかり確認できる状況もある。LINEなども使いながら選手と対面して話をしてコンディションも確認させてもらった」と語った。

 メンバー23名は以下のとおり。

<GK>
山下杏也加(マンチェスター・シティ/イングランド)
平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)
大熊 茜(INAC神戸レオネッサ)

<DF>
熊谷紗希(ASローマ/イタリア)
守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)
北川ひかる(BKヘッケン/スウェーデン)
遠藤 優(浦和レッズレディース)
南 萌華(ASローマ/イタリア)
石川璃音(浦和レッズレディース)
小山史乃観(ユールゴーデンIF/スウェーデン)
古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)

<MF>
清家貴子(ブライトン/イングランド)
長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
長野風花(リバプール/イングランド)
中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)
藤野あおば(マンチェスター・シティ/イングランド)
浜野まいか(チェルシー/イングランド)
谷川萌々子(ローゼンゴード/スウェーデン)

<FW>
田中美南(ユタ・ロイヤルズ/アメリカ)
千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)
植木理子(ウェストハム/イングランド)
土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ)

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