ポドルスキが驚いた“サッカーの母国”の変化 「以前はラグビーチームのようだった」

ポルディの代表引退試合でイングランドと対戦 かつては肉弾戦が特長だったが…

 ドイツ代表の引退試合でセンセーショナルな強烈ミドル弾を叩き込んだFWルーカス・ポドルスキ(ガラタサライ→ヴィッセル神戸)が、対戦相手のイングランド代表について「以前はラグビーチームのようだった」と語った。現在はモダンな戦術を取り入れた“サッカーの母国”の変化ぶりに驚きを隠せないでいる。英公共放送「BBC」が報じた。

 ポドルスキは現地時間22日のイングランド戦に先発出場。これが代表ラストマッチで、通算130キャップ目の試合となった。後半24分にはゴールまで約25メートルのミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、1-0勝利で自身の花道を飾った。

 今夏にはヴィッセル神戸に加入するレフティーは、対戦相手のイングランドについて「良いチーム、良い監督がいる」と絶賛したが、かつては違ったと分析している。

「以前はラグビーのようなスタイルで戦っていた。今では素晴らしい選手たち、素晴らしいキャラクターがある。彼らはフィジカルに優れているが、よりフットボールらしいプレーをしている」

 アーセナルでも活躍したポドルスキは、以前のイングランドはラグビーのようなプレーをしていたと語った。今でこそ細かいパスをつなぐサッカーも浸透しているイングランドだが、ラグビーのようなピッチ上での激しい肉弾戦が特長の一つで、かつてはロングボール一辺倒の戦いが揶揄されることも多かった。

 

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