日本代表23歳へのチャージ「罰せられてない」…海外見解、単独トップ“被ファウル数”の真偽
ソシエダ久保建英、アタッキングサードでの被ファウル数が単独トップに
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、今シーズンのラ・リーガにおいて、アタッキングサードでの被ファウル数が最も多い選手になっているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
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高い技術を生かしたドリブルを武器としている23歳の久保は、レアル・ソシエダの右ウイングとして活躍をしている。今シーズンはここまで公式戦10試合に出場して2得点を記録。リーグ戦では9試合を戦い、そのうち2試合は途中出場となっていたが、リーグにおける被ファウル数は10で最多になっているという。
記事では「タケ・クボは、ドリブルを仕掛けて相手DFを試すのが好きな選手だ。そしてファウルを受けるという明確な結果が出ている。彼のプレースタイルは、ポゼッションとゲームをコントロールすることを重視するチームのスタイルもあり、『OPTA』が公開したデータではアタッキングサードで最もファウルを受けた選手になっているという」と伝えた。
データによれば、久保はリーグで単独最多の10のファウルをアタッキングサードで受けており、DFアレックス・バルデ、MFクリスタンタス・ウチェ、FWヴィニシウス・ジュニオールの9回、FWラミン・ヤマルらの8回を抑える数字になっている。
ゴールに近い位置で、最も多くのファウルを受けているとデータで示された久保だが、「公式の数字では久保の被ファウル数が二桁になっているとされた。だが、アタッカーの受けたチャージの多くは罰せられていないため、実際の数字はもっと多い可能性が高い」と、エリア内やエリア付近で久保のファウルがしっかりと取られていないことも指摘し、本来なら数字はもっと多くなっている可能性にも触れた。
昨シーズンには久保自身もファウルが見過ごされている状況に、「もう少し守ってほしい」と訴えていたが、ソシエダの攻撃の中心選手ということもあり、今季も相手からは厳しくマークされていると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)