J1強豪で“7冠立役者”の起用数が「凄い」 不動GK超えの“326”「貢献度計り知れない」

鬼木体制の立役者に脚光【写真:Getty Images】
鬼木体制の立役者に脚光【写真:Getty Images】

川崎フロンターレ鬼木体制下での起用選手トップ15に脚光

 J1川崎フロンターレの鬼木達監督が、契約満了に伴い今シーズン限りでの退任することが決定。ドイツの移籍専門サイト「トランスファーマルクト」日本語版X(旧ツイッター)では、鬼木体制下での起用選手トップ15に脚光が当てられ、元日本代表MF家長昭博の圧倒的な数値が注目を浴びている。

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 鬼木監督は、現役時代に鹿島アントラーズ、川崎でプレーし、引退後は指導者へ転身。17年から古巣川崎の指揮官へ就任すると1年目でJ1初制覇を達成し、翌年にはリーグ連覇も果たした。8シーズンで合計4度のリーグ制覇、2度の天皇杯優勝、1度のルヴァンカップ優勝を成し遂げた。

 一時代を築いた“鬼木フロンターレ”は今季限りで終焉。そんななか「トランスファーマルクト」日本語版Xが脚光を当てたのが、鬼木監督の起用選手トップ15だ。そのリストには現主力や日本代表DF谷口彰悟、FWレアンドロ・ダミアンなど、黄金期を支えたOB選手も名を連ねる。

 トップに立ったのは326試合で起用されている家長だった。38歳のベテランは鬼木監督が就任した17年に大宮アルディージャから加入。翌年にはチームのリーグ2連覇をもたらす原動力となり、最優秀選手賞(MVP)、ベストイレブンを受賞する活躍を見せ、攻撃陣において不動の地位を築いた。

 在籍8年目の今季はここまでリーグ戦30試合に出場。在籍年数で上回る守護神のGKチョン・ソンリョン(在籍9年目/309試合)やFW小林悠(在籍15年目/291試合)よりも起用されている事実に、SNS上では「貢献度は本当に計り知れない」「鬼木フロンターレを象徴」「こんだけ出続けてんのも凄い」「バケモノ」との声が上がった。

 鬼木監督とともに川崎の一時代を築いた、文字どおり“7冠の立役者”の1人と言え、指揮官からの絶大な信頼が窺えるデータとなっている。

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