冨安が再び離脱の可能性も「彼の努力は無視できない」 現地で色褪せない評価「理想的なプレーヤー」
リーグ戦で復帰も最大1か月間の離脱の可能性
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は膝を負傷し、最大1ヶ月の再離脱の可能性があると報じられている。放出の噂が報じられるなど去就問題も注目されるなかで、英メディアは「理想的なスカッドプレーヤー」「コーチ陣も彼の努力は無視できない」と報じ、その評価が色褪せていないことを強調していた。
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冨安は今夏のプレシーズン期間に膝を負傷し、長期離脱を余儀なくされた。10月5日に行われたプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦(3-1)でようやく今季初出場を果たしたが、英メディア「TEAMTALK」ではこの試合で負傷が再発し、最大1か月間の離脱を余儀なくされる可能性が報じられていた。
アーセナル加入後に度重なる負傷に苦しめられている冨安については、インテルやユベントスなどイタリアのクラブからの関心が伝えられ、去就に関する話題も注目を集めている。イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの加入やオランダ代表DFユリエン・ティンバーの復活によって競争もこれまで以上に激しくなっている。
しかし、英メディア「GIVE ME SPORT」は「冨安は理想的なスカッドプレーヤー。チームに入った時は常に安定している」とその重要性を強調した。
「冨安は2021年夏に加入し、ミケル・アルテタの下で必要な時に重要な一員として活躍してきた。加入3シーズンでリーグ戦出場は64試合。全ての試合に出場したわけではないが、ヨーロッパリーグ出場圏外から真のタイトル獲得候補にまで上り詰めたアーセナルのスカッドで役割を果たしてきた。(ベン・)ホワイトが負傷した時などには冨安が力強いプレーで代役を務めることができる。セリエAでも60試合以上に出場するなど試合へ影響を与えるだけの十分な経験を持っている。ティンバーが右サイドでプレーできることから売却の可能性も報じられたが、アーセナルのコーチ陣もノースロンドンでの彼の努力を無視することはできないだろう」
最終ラインはサイドでも中央でもカバー可能な万能性や一級品の守備力に対する評価は色褪せず、今もチームに欠かせない選手であると太鼓判を押されていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)