韓国メディアが中国相手の歴史的敗戦に衝撃 アウェー無得点に危機感「W杯本戦行きに赤信号」
ソン・フンミンの出場停止を嘆く
こうした状況になると、中国戦の敗因がどこにあるのかとの議論にもなる。その一つに、プレミアリーグのトットナムでプレーするFWソン・フンミンが、この一戦に出場できなかったことを挙げるメディアも少なくない。
スポーツ・芸能ニュースサイト「OSEN」は、「累積警告によって中国戦に出場できなかったソン・フンミンの穴は、明らかに大きかった。ソンは13日に行われたFAカップ準々決勝で3ゴール1アシストを記録し、好調を維持していた。中国戦はソン・フンミンのように一発のカウンター攻撃から守備を崩せる選手がいなかった」とエース不在を悔やんでいた。
中国に敗れ最終予選2敗目を喫した韓国だが、3位のウズベキスタンが0-1でシリアに敗れたため、辛うじて2位の座を守った。だが勝ち点10止まりの韓国から4位シリアまでの勝ち点差はわずか「2」。混戦にさらに拍車がかかることになり、W杯出場への道のりは依然として険しいままだ。
【了】
金 明昱●文 text by Myung-wook Kim
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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