大宮のJ2昇格称えたメッセージに感動の声

　大宮アルディージャは10月13日に行われたJ3リーグ第32節で福島ユナイテッドFCを3-2で下し、1年でのJ2復帰が決定。試合後、アウェーチームのロッカールームには、勝者を称える粋なメッセージが。48文字の言葉にSNS上では「ウルッときちゃう」「泣きそう」と感動の声が寄せられた。

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　ホームに福島を迎えた一戦で、大宮は前半32分にコーナーキック（CK）の流れからDF浦上仁騎が先制点を奪取。直後に同点とされるも、アディショナルタイム（AT）2分にMF泉柊椰が勝ち越しゴールを奪い、後半序盤にも加点する。その後1点を返されながら、3-2で競り勝ち歓喜の瞬間を迎えた。

　試合後、福島は勝者へ粋な計らいを見せていた。綺麗に掃除されたアウェーチーム側のロッカールームに置かれたホワイトボードには「大宮アルディージャの皆様 J2昇格おめでとうございます。必ず追いつきます。福島ユナイテッドFC一同」と書かれた48文字が。福島市銘菓「いもくり佐太郎」も置き土産に、会場を去っていた。

　大宮の公式X（旧ツイッター）がこの光景に脚光を当てると、ファンからは「福島ユナイテッドさんかっけえ」「ウルッときちゃう」「泣きそう」「ステキだな」といった賛辞が続々。敗者が見せた心温まる振る舞いに反響が広がっていた。