英クラブが日本人獲得ラッシュ? 28歳が「バーゲン価格で成功」…サウジ戦視察で「前向き」

ブラックバーンの大橋祐紀【写真:Getty Images】
ブラックバーンの大橋祐紀【写真:Getty Images】

大橋祐紀の活躍で株上昇、英2部ブラックバーンがアジア市場へさらに触手も

 今夏にイングランド2部ブラックバーンに加入した28歳FW大橋祐紀は11試合で5得点を決める活躍で、目下チーム内の得点王だ。現地メディアでは大橋獲得の成功を受けて、クラブがアジア市場へさらに触手を伸ばす可能性があるとの見解を示している。

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 サンフレッチェ広島でゴールを量産し、イングランドへと活躍の場を移した大橋。移籍後はリーグ戦で9試合4得点。リーグカップで2試合1得点アシストを記録し、昨季リーグ得点王のFWサミー・スモディクス(→イプスウィッチ・タウン)が退団した穴を見事に埋めている。今月、日本代表にも初招集された。

 英国人ジャーナリストのアラン・ニクソン氏によるとブラックバーンのフットボール・オペレーションズ・ディレクターであるルディ・ジェストゥード氏はクラブ関係者とともに先日のワールドカップアジア最終予選のサウジアラビア対日本を現地で観戦したという。これは大橋の視察だけでなく、他のビジネスにも関わる渡航だとも伝えられている。

 これを受け、英国メディア「Football League World」はブラックバーンは大橋の成功のあとで、アジア市場からさらなる選手の獲得を狙っているのではとの見解を示していた。

「大橋の獲得が成功を収めたことを考えれば、イーウッド・パークのクラブが今後もアジアでの選手獲得に前向きであることは容易に想像がつく。実際、今夏にはもう1人の日本人アタッカーとしてジャーメイン良(ジュビロ磐田)を獲得の可能性が報じられていたことも注目に値する。最終的にそれは実現しなかったが、大橋のバーゲン価格での獲得が成功したことで、今後も日本からの選手獲得の懸念は少ないだろう。そのため、クラブがこの渡航中に行ったとされる他のビジネスが何を意味するのかは、サポーターの好奇心をかき立てるものになるだろう」

 大橋の活躍をきっかけにさらなるアジア人選手がブラックバーンへに加入することになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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