J1町田、SNS誹謗中傷へ刑事告訴を発表 藤田晋社長が訴え「もう限界。イジメと同じ」
公式リリース発表
FC町田ゼルビアは10月15日、クラブ及び所属選手・スタッフに対するSNSにおける誹謗中傷に対して、刑事告訴すると発表した。クラブの藤田晋代表取締役社長 兼 CEOは「もう限界。イジメの構図と同じ」と訴えている。
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町田は9月28日のサンフレッチェ広島戦において、黒田剛監督が相手にロングスロー用のタオルを濡らされたとして苦言を呈し、その後クラブ及び所属選手・スタッフに対して、SNSなどにて悪意ある誹謗中傷が多発していることが、クラブ側より発表されていた。
これを受け「然るべき法的措置を取って参ります」と方針を明らかにしたなか、具体的な対応策として弁護士・加藤博太郎氏の顧問就任、誹謗中傷に関する情報提供窓口の設置を発表。さらに同日、「SNSにおける弊クラブへの誹謗中傷に対して、刑事告訴をすることを発表した。
藤田社長は無数の誹謗中傷を浴びている現状に「もう限界です。既に多大な実害、実損が出ており、これ以上はもう看過しないことを決意しました」とし「『FC町田ゼルビアなら叩いてもいい』、あるいは『FC町田ゼルビア側に叩かれる問題がある』と思い込んでいる人たちの行動は、完全に度が過ぎており、これはイジメの構図と同じです」と訴えた。
以下、藤田社長 兼 CEOのコメント全文。
「この度、加藤弁護士のご協力の元、弊クラブに所属する選手、監督、スタッフおよび弊クラブに向けて誹謗中傷した者を対象に、刑事告訴をすることとなりました。
昨年来、クラブの好調な成績と比例するように、無数の誹謗中傷を浴びており、それはもう酷いものでしたが、これまでは新参者への洗礼かと目を瞑ってきました。しかしながら、もう限界です。既に多大な実害、実損が出ており、これ以上はもう看過しないことを決意しました。
『FC町田ゼルビアなら叩いてもいい』、あるいは『FC町田ゼルビア側に叩かれる問題がある』と思い込んでいる人たちの行動は、完全に度が過ぎており、これはイジメの構図と同じです。
この状況を変えるには、対象者がインパクトのある処罰を受けることで、コトの重大さを理解してもらうしかないと思っています。今後、継続的に、かつ徹底的に、我々は断固たる姿勢で誹謗中傷に対処して参ります。
本件をきっかけに、弊クラブの選手・監督・スタッフが、1 日でも早く、サッカーに集中できる状態に回復することを願います。」
(FOOTBALL ZONE編集部)