ミランでベンチ要員の本田、伊メディアが余波指摘 「日本代表に悪影響をもたらしている」
久保活躍で本田の立場は一層危ういものに
本田は今季のミランでパンキナーロ(ベンチ要員)と呼ばれる苦境に直面している。昨季からリーグ戦通算1得点3アシストの不発ぶりで、今季先発出場は1試合のみ。96分しかプレーしておらず、2017年のリーグ戦での出場はゼロという状況だ。
バヒド・ハリルホジッチ監督は「この代表は彼の存在を必要としている。彼が試合に出るのか、何分出るのかは別問題だ。彼の存在が重要だ」と本田の招集に踏み切ったが、結局起用したのは後半33分から。与えた役割は、試合を終わらせるクローザーとしてのものだった。
本田の代わりに先発した久保が1ゴール1アシストの活躍し、その立場は一層危うくなっている。ミランで栄光の背番号10を背負う男が自国の代表でベンチという有様で、イタリアメディアも厳しい視線を注いでいる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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