森保Jの真価が問われる…豪州戦「スタメン考察」 遠藤不在で救世主再び新ボランチに注目

オーストラリア戦も3バック継続へ【画像:FOOTBALL ZONE編集部】
オーストラリア戦も3バック継続へ【画像:FOOTBALL ZONE編集部】

遠藤航は前日練習で体調不良

 森保一監督率いる日本代表は10月15日、埼玉スタジアムで北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4戦のオーストラリア戦に臨む。前日14日には主将のMF遠藤航が体調不良のため公式練習を欠席。オーストラリア戦は欠場が濃厚で、代役は3年前のオーストラリア戦で抜擢されてゴールを決めたMF田中碧が務めると見られる。3連勝の森保ジャパンは大黒柱不在でどのような戦いを見せるのか。スタメンを考察する。

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 緊急事態だ。この日行われた公式会見、当初遠藤が出席予定だったというが、代打でMF守田英正に。遠藤がベンチを外れればクラブで試合に出場していたため多くの欧州組が招集されなかった1月1日の国際親善試合タイ戦を除けば、2022年11月の国際親善試合カナダ戦以来、2年ぶりとなる。ピッチ内外で絶対的な存在だった遠藤の不在はチームにとって影響が大きい。

 まず、守田の相棒は川崎フロンターレ時代の元同僚・田中になる見込み。田中は3年前のオーストラリア戦で先発に抜擢されて、いきなりゴールをマーク。アウェー・サウジアラビア戦で敗れ、窮地に陥っていたチームの救世主となった。再び、チームを救うのか、田中のプレーが勝利の鍵を握る。

 3連勝中の森保ジャパンだが、大きく変更はないだろう。サウジアラビア戦で粘り強さを見せたGK鈴木彩艶と3バック板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹が相手の高さに対抗する。敵地の過酷な環境だったサウジアラビア戦からコンディションは懸念されるが、ベンチメンバーの豊富さから見て、ウイングバックの堂安律、三笘薫にシャドーの南野拓実、鎌田大地がスタートか。上田綺世も変わらず先発メンバーと見られ、6戦7発中と状態が良い小川航基は“スーパーサブ”として期待が高まる。

 ボランチは遠藤と守田が鉄板だっただけに、新たな組み合わせを試せるのは森保ジャパンにとってプラスだろう。今後、どちらかが不在の可能性も出てくる。今こそチームの真価が問われるはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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