遠藤不在のタイ戦では主将マーク

　森保一監督率いる日本代表は10月14日、試合会場で北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選第4戦のオーストラリア戦に向けた公式練習を実施。主将のMF遠藤航は体調不良でピッチに姿を現さず。ホテルで療養のため、26人で冒頭15分公開の練習を行った。オーストラリア戦は欠場が見込まれる。大黒柱の不在で主将マークの可能性を問われたMF伊東純也は即座に否定した。

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　前日の埼玉スタジアムに緊急事態が起こった。この日行われた公式会見、当初遠藤が出席予定だったというが、代打でMF守田英正に。遠藤がベンチを外れればクラブで試合に出場していたため多くの欧州組が招集されなかった1月1日の国際親善試合タイ戦を除けば、2022年11月の国際親善試合カナダ戦以来、2年ぶりとなる。

　そのなかで、伊東は「主将マークを巻くことも？」と聞かれると「俺がっすか？　それはないっすね」とキッパリ。不在の影響については、「明日どうなるか分からないですけど、キャプテンなのでいないのは戦力的に痛いかなと思います」と残念がった。

　それでも、一致団結して日本はオーストラリアを倒さなければならない。伊東は最終予選に入ってからウイングバックでの途中出場が続いている。だが「戦略的なこともありますし、監督から前回はスタートじゃないと言う感じだったので、チームとして戦っているのでしょうがないかな、と」。貢献度の高い伊東だけに、オーストラリア戦でも攻撃のカギを握る。