森保監督、敵将から「キャプテン」呼び 元同僚の友人…就任2戦目の“ノーデータ”警戒「4バックも3バックも使える」

森保一監督がポポヴィッチ監督戸の対戦を心待ちにした【写真:轡田哲朗】
森保一監督がポポヴィッチ監督戸の対戦を心待ちにした【写真:轡田哲朗】

公式会見に出席

 日本代表の森保一監督は10月14日、試合会場で北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4戦のオーストラリア戦に向けた公式会見に出席。敵国を率いるのはサンフレッチェ広島の現役時代の元同僚トニー・ポポヴィッチ監督で、友人との対戦を心待ちにした。

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「ポポとは非常にいい友達関係を今も続けています。時々連絡も取り合っています。サンフレッチェ時代にともに戦い、本人はキャプテンと呼んでいるということを皆さんに伝えたと言いますが、同時にポイチとも呼んでいます」

 ポポヴィッチ監督からは「キャプテン」「ポイチ」との愛称で呼ばれ、仲の良さをうかがわせた。2017年、森保監督が広島の監督を辞任し、フリーの間にはポポヴィッチ監督が指揮を執るウェスタン・シドニー・ワンダラーズを訪れて、約2週間の研修をしたという。「監督を終えた後のリフレッシュと、これからも監督業を続けるという刺激をたくさんもらった」といい、その後同年10月には東京五輪代表の監督に就任した。森保監督にとっても大事な時間だったようだ。

 ポポヴィッチ監督にとっては日本戦が就任後2戦目。戦友だけに森保監督も特徴を捉えている。

「チームとしてのやりたいことがどれだけ分かるかは分からないが、個人はこれまでも代表チームで戦っている選手、ポポヴィッチ監督が実際にAリーグで見ている選手が多い。選手個々の情報はしっかり取れているので、相手の特徴をできるだけださせないように上回っていけるような準備はしていきたい。戦術的には4バックも3バックも使える監督だと思う。

 色々なことを考えてやってくると思うので、1試合だけの情報にとらわれずに他のことも起こり得ると準備したい。何よりもポポヴィッチ監督には戦う魂、激しく厳しく、チームとしてハードワークすることを選手たちに植え付けることができると思う。明日の試合は局面の戦いから、チームとしても戦っていけるようにメンタルでの準備をしっかりしないといけないと思う」

 4連勝で11月シリーズのアウェー2連戦に乗り込めるか。真価が問われる一戦となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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