欧州主力が森保Jの対戦国へ帰化 CLベスト16に貢献…海外反応「日本戦に出てくれ!」

ケヴィン・ダイクスがインドネシアに帰化【写真:Getty Images】
ケヴィン・ダイクスがインドネシアに帰化【写真:Getty Images】

11月対戦のインドネシアにオランダ出身のDFケヴィンが帰化

 森保一監督が率いる日本代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)最終予選で3連勝の好スタートを切った。10月15日にはホームでオーストラリアを迎え撃つ。さらに11月にはインドネシア戦(ジャカルタ=15日)、中国戦(アモイ=18日)とアウェー連戦が待ち構えるなか、対戦国に新たな戦力が加わったようだ。

 11月に対戦するインドネシアは、韓国人のシン・テヨン監督が率いている。ここまで最終予選で3戦3分。FIFAランキング129位と厳しい立場にいながらも、格上のサウジアラビア、オーストラリア、バーレーンから勝ち点をもぎ取った。

 そんなインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長が10月13日、自身の公式インスタグラムを更新。代表チームに新たにオランダ出身のDFケヴィン・ダイクス(コペンハーゲン)を帰化選手として迎え入れたことを発表した。

 現在28歳のケヴィンは母国1部フィテッセやフェイエノールト、イタリアのフィオレンティーナやエンポリなど欧州クラブを経験。年代別のオランダ代表でもプレーしている。2021年夏よりデンマーク1部コペンハーゲンでプレーしており、今季はリーグ戦10試合3ゴール2アシストと守備の選手ながらも得点にも関与。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16進出にも貢献した。

 トヒル会長は「コペンハーゲンの選手とランチ、握手も忘れずに。インドネシア代表入団おめでとう」と、握手を交わすケヴィンとの2ショットを自身の公式SNSで公開。この発表に韓国のニュースサイト「エキスポート・ニュース」も反応し「『日本戦に出てくれ!』UCLベスト16入りの主力CBも帰化···守備強化に成功」とケヴィンの帰化を報じている。

「彼はフルバックとセンターバックのポジションをそつなつこなす守備選手として有名で、オランダの年齢別代表チームでプレーした経歴がある。ついにインドネシア代表としてプレーできるようになった」

 インドネシアにはほかにも帰化選手が多数在籍する。日本はホームのオーストラリア戦で勝利を収めることが先だが、待ち受ける11月のアウェー戦にもさらに警戒を敷く必要がありそうだ。

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