“6億円加入”の日本代表26歳「奇妙なケース」 格安補強も「期待されたほどのインパクトはまだ」
田中の現地評価は10点満点中6点
今季イングランド2部リーズ・ユナイテッドに加入した日本代表MF田中碧はここまでリーグ戦6試合に出場している。期待の新戦力として期待されていたが、先発の機会が限られていたこともあり、現地メディアでは「バーゲン価格だが、期待されたほどのインパクトはまだ残していない」と評価された。
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田中は今夏にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフから完全移籍で加入。ドイツ1部ボルシアMGでの指揮経験があるダニエル・ファルケ監督お墨付きで、1部昇格に向けた目玉補強の一人となった。
第4節のハル・シティ戦でデビューを飾ると、そこから直近の第9節サンダーランド戦まで6試合連続で出場しているが、先発の機会が巡ってきたのはキャプテンのMFイーサン・アンパドゥの負傷後でまだ2試合のみ。ピッチに立てば質の高いパフォーマンスを見せているとはいえ、まだ出番は限られている状況だ。
英地元メディア「MOT Leeds News」は現時点までの選手個々の活躍を10点満点で採点。田中の評価は6点だった。
「(新加入ながら出番が少ないアイザック・シュミットと同様に)田中碧もまた奇妙なケースだ。(米メディア)ジ・アスレティックでは“バーゲン価格”の補強と言われていたが、ファルケの下であまり先発することができていない。この日本代表は6試合に出場しているが、期待されたほどのインパクトはまだ残していない」
田中の移籍金は400万ユーロ(約6億円)と伝えられており、代表クラスの選手としては格安の補強だったものの、まだ本領発揮には至っていないと見られている。リーズでは中盤に負傷者が相次いでいる状況なだけに、今後のさらなるアピールが求められることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)