代表2年ぶり復帰の今野、値千金の一撃に「奇跡ですね」 ハリル監督の抜擢に応えて役割完遂

「久保からピンポイントのクロスが来て…」 今野がGKの股間を抜く一撃

 約2年ぶりの代表復帰での鮮やかな一撃を決めた。現地時間23日のロシア・ワールドカップアジア最終予選で、故障離脱したMF長谷部誠の代役として先発出場したMF今野泰幸が敵地UAE戦後半6分に貴重な追加点を決めて、2-0勝利に貢献した。

「一体何をすればいいのか…」と代表選出時に困惑の声を上げていた今野だが、UAE戦で自分の役割を完遂した。2015年3月31日のウズベキスタン戦以来となる代表のピッチにスタメン起用されると、前半から精力的に中盤で動いて相手のチャンスの芽を摘んだ。

 そして、後半6分に大仕事を果たした。最終ラインからのフィードをFW大迫勇也が競り勝ってつなぐと、FW久保裕也が右サイドから左足でクロス。するとFW原口元気に相手が引き付けられ、その背後に回り込んだ今野が胸トラップから右足でシュート。相手GKの股間を抜く一撃は代表通算3得点目で、2014年11月18日のオーストラリア戦以来となる貴重な一撃となった。

「難しい試合になることは分かっていた。誰が得点しても勝ち点3を持ち帰ることを考えてくれて良かった。右サイドがフリーになって、元気が中央に行ってその後ろに回り込んだ。久保からピンポイントのクロスが来て、奇跡ですね」

 

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