大宮監督「スタジアムのお陰」 昇格の“原動力”に感謝…J3優勝へ「本当に強いチームを作る」
「このスタジアムは本当に力を借りて勝たせてもらえる」
大宮アルディージャは10月13日、J3リーグ第32節で福島ユナイテッドFCと対戦し3-2で勝利した。この結果により2位以内が確定し、1年でのJ2復帰が決定。試合後、チームを率いる長澤徹監督は、「スタジアムのお陰だと思っています」と詰めかけたホームの観衆に感謝を示した。
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昇格が懸かる大一番で、試合の均衡を破ったのはホームの大宮だった。前半32分、左コーナーキックからの折り返しをDF浦上仁騎が右足で合わせネットを揺らした。直後に福島に同点とされるも、同アディショナルタイム(AT)2分にMF泉柊椰が勝ち越しゴールを奪い折り返す。
後半に入ると、勢いに乗った大宮が主導権を握る展開に。すると同12分、MF泉のシュートのこぼれ球をMF石川俊輝が詰めて福島を突き放す。その後、ATに1点を返されるもリードを守り切った。
結果的に打ち合いとなった試合、長澤監督は安堵の表情を浮かべながら勝因を「スタジアムのお陰」と一言。さらに、「このスタジアムは本当に力を借りて勝たせてもらえる。NACK5では絶対に負けないっていう風にここまで言いきっているので、本当に良かったと思っています」と、NACK5スタジアム大宮に詰めかけた観衆1万1274人に感謝を示した。
さらに、「今日もまだまだ足りないところがあると思っている」と課題にも言及。J3優勝へ「最後の最後まで詰めていき、本当に強いチームを作っていきたい」とも語り、兜の緒を締めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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