W杯最終予選でAT3分延び…同点被弾 韓国人監督が批判「審判の判定は偏っていた」

インドネシア代表を率いるシン・テヨン監督【写真:ロイター】
インドネシア代表を率いるシン・テヨン監督【写真:ロイター】

インドネシア代表、バーレーン戦勝利目前で同点弾献上

 インドネシア代表は10月10日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・第3節のバーレーン戦を2-2のドローで終えた。2-1とリードしていた後半アディショナルタイムに失点し、これで3試合連続の引き分けに。当初示されていたアディショナルタイムが6分だったにもかかわらず、同点ゴールが決まったのは後半アディショナルタイム9分。試合後、インドネシア代表を率いる韓国人のシン・テヨン監督は、審判への不満をぶちまけた。インドネシアメディア「Sepak Bola」が報じている。

 2-1で迎えた後半アディショナルタイム9分、バーレーンはCK(コーナーキック)を獲得すると、この試合の前半15分に先制ゴールを挙げていたFWムハンマド・マルフーンがファーポスト際に詰めてスライディングでボールをゴールに押し込んでネットを揺らした。この直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、両チームは勝ち点1を分け合うことになった。

 インドネシアはピッチ上の選手、ベンチにいたコーチングスタッフやチームスタッフも抗議。チームスタッフの1人がレッドカードを受けて退席になった。試合後の記者会見では、シン・テヨン監督も不満を隠さなかった。

「インドネシアとバーレーンの選手たちは、素晴らしいプレーを最後まで見せてくれた。だが、審判の判定は情けなかった。AFCがより良くしていきたいのであれば、審判はより良い判定ができるようにならなければいけない。試合を見ていたのであれば、なぜ私たちの選手全員が怒っていたか分かるはずだ。アディショナルタイムは6分だったのに、それよりも長く9分も取られた。審判の判定は偏っていて、私たちがファウルをした時にバーレーンの選手たちはFK(フリーキック)を要求していた。なぜ私たちの選手がこれほど怒るのか、分かっているはずだ」と、オマーン人のアハメド・アルカフ主審の判定を批判した。

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