日本代表、敵地サウジ戦で完勝! 森保一監督「日々成長している」…W杯最終予選で無傷の3連勝
アジア最終予選でサウジアラビアを2-0撃破
日本代表は現地時間10月10日に2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地サウジアラビア戦に臨み、2-0の勝利を飾って3連勝とした。森保一監督は試合後、「非常に厳しく難しい戦いだったが、選手がタフな戦いにあると覚悟していい準備をしてくれ、粘り強く戦い抜いてくれた結果だと思う」と振り返った。
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C組の日本は9月に中国とバーレーンに連勝し、この10月シリーズはサウジアラビアとのアウェーゲームからスタート。純粋なアウェーゲームでは06年のアジアカップ予選、18年ロシアW杯と22年カタールW杯の最終予選で対戦し、いずれも0-1で敗戦している厳しい歴史のある対戦に臨んだ。
森保監督は3-4-2-1システムを継続したなか前半14分、左サイドからMF三笘薫が中央に折り返すと、MF守田英正が頭でつないだボールにMF鎌田大地が走り込んで先制点を奪った。日本代表の歴史上、敵地サウジアラビア戦の4試合目にしてこれが初ゴールになった。
1-0で前半を折り返した日本はアウェーゲームながら、サウジアラビアに猛攻を仕掛けるタイミングを作らせずにうまくゲームを運んだ日本に対し、サウジアラビアはラスト15分で再び4-3-3に変更するなど迷走。逆に後半36分、日本はコーナーキックから途中出場のFW小川航基がヘディングシュートを決め、2-0の快勝で最終予選の3連勝スタートを飾った。
森保監督は試合後のフラッシュインタビューでこの試合を振り返り「非常に厳しく難しい戦いだったが、選手がタフな戦いにあると覚悟していい準備をしてくれ、粘り強く戦い抜いてくれた結果だと思う」と評価。「日本代表の成長としては、日々成長していると思う。まだまだ改善することはあると思うけど、選手が高みを目指して成長してくれていることがつながっていると思う。今日勝ったことは我々にとっていい勝利だと思うし皆で喜びたいが、次の戦いの勝利の保証にはならないので最善の準備をしたい」と次戦を見据えた。
日本は最終予選の全グループを合わせても唯一の3連勝でトップを独走。サウジアラビア、オーストラリア、バーレーンの3チームが勝ち点4で並び、勝ち点3のインドネシア、3連敗で勝ち点ゼロの中国と続く。この後はチャーター便を利用して帰国し、15日には埼玉スタジアムでオーストラリアと対戦する。