遠藤航、名門インテル関心浮上  30歳オーバーも…セリエA強豪入りへ「例外あり得る」

リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】
リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】

今季リバプールで出番減、セリエAインテルの関心を現地報道

 イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、アルネ・スロット監督の下で出場機会を大きく減らしている。イングランド国内のクラブやドイツ1部ブンデスリーガクラブからの関心が報じられているなか、インテル専門メディア「Inter Live」はイタリアの名門インテルからの関心を報じている。

 遠藤は昨シーズン、ユルゲン・クロップ監督の下でレギュラーとして公式戦44試合に出場して3得点1アシストを記録した。しかし、今シーズンから就任したスロット監督の下では出場機会が限定的になり、ここまで公式戦4試合でピッチに立ったが、出場時間は計85分にとどまっている。

 夏の移籍市場ではフランス1部マルセイユからのオファーが届いていた遠藤だが、スペイン1部レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に失敗したこともあってリバプールに留まった。しかし、スロット監督の下で出場時間が限定的であるため、リバプールは遠藤を放出して移籍金を得る可能性があるようだ。

 記事では「2027年6月に契約が切れる日本人選手は、イングランドの名門の経営陣には移籍可能な対象と見られている。来年2月に遠藤は32歳になり、新たなオーナーは若手の獲得を希望し、若くない彼の獲得には消極的だろう。つまり青黒のクラブは常に30歳以上の選手にお金を払うことに消極的だが、例外があり得る。MFを本職とするものの、必要に応じてセンターバックにも入ることができる。また、選手の人気を使ってインテルブランドを成長させるポテンシャルを、インテルのオーナーは考えるかもしれない」と、伝えた。

 インテルに遠藤が加入することになれば、日本代表DF長友佑都以来となるが、1月の移籍市場で遠藤がイタリアに渡ることになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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